採用担当をしていると、多くの学生さんからメールを受け取るわけですが、その中で気になったことについて書いてみます。
メールを送る時間帯を気にする必要はない
結構多いのが、「夜分遅くに失礼致します。」とか、「遅い時間に申し訳ございません」などと書いてくる人です。
これ、全く必要ありません。
あなたが深夜2時にメールを打ったとしても、相手は会社員です。相手があなたのメールを読むのは、翌日の午前9時以後なのですから。
もしかして、LINEか何かと勘違いしているのでしょうか?
スマホのインスタントメッセージなどなら、送った瞬間に相手のスマホに音が鳴って知らせますし、友達どうしだったら、夜でも即座に返事を送ってやり取りするのに慣れていると思いますが、企業の採用担当者とのメールは、それとは全然違う世界です。
いつ打っても良いし、いつ読んでも良いのがメールの基本です。
基本的にメールは、あなたの好きな時間に打って構いません。深夜2時でも3時でも構いません。それで相手に失礼や迷惑になることは全然ありません。この点は心配無用です。
でもメールの返信はできるだけ早くする
メールはいつ送っても良いけれど、相手がメールを待っている状態のときには、できるだけ早く返信することが大事です。
就活での採用担当者とのやり取りは、遅くても24時間以内の返信を心がけてください。
それは、あなたが受け取ってからではありません。相手がメールを打ってから24時間以内です。
ですから、たまにしかメールをチェックしていないと危ないです。
まずは、メールのチェックをこまめにすること。スマホでPCメールを受信できるように設定して、常に企業からメールが来ていないかチェックするくらいは、できるようになってください。
相手が「何月何日までに返信ください」と書いてある場合でも、まだ期限が来ていないから返事しなくて良いや、ではなく、返信できるのでしたら、できるだけ早く返信しましょう。
相手はあなたのことを気遣って、返信までにある程度の時間を与えてくれています。でも、本心はできるだけ早く返事が欲しいのです。
何故なら、早く返事がもらえれば、その分早く仕事を進められるからです。
そして、あなたにとっても、良いことがあります。
あなたと同じ日に採用試験を受けた何人かの中で、あなただけがダントツに早い返事を返せば、まず目立ちますし、「お!この人はこっちの都合が良く分かっている。相手のことを考える気配りのできる人だ!」という評価を得ることができます。
まとめ:メールを返信するタイミング
就活でのメール返信は、「深夜でも何でもいいからできるだけ早く」が吉ということです。
その他にもメール返信で気をつけた方が良いことをまとめた記事がありますので、こちらも参考にしてください。
