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会社説明会のマナーでありがちなNG行動6例【受付編】

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面接を受ける大学生

新卒向けの会社説明会では、どんなマナーに気をつけたら良いでしょうか?

私が今までに採用担当者として、実際に経験してこれはまずいなあと感じたことをいくつか挙げてみたいと思います。今までに会社説明会に行って心当たりのある人は注意してくださいね。

まずは「受付編」です。

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会社説明会に早く来すぎる

説明会の開始が10時なのに、ある学生さんは9時ちょっと前にやってきて、しかもいきなり部屋に入ってこようとしました。

こちらは、まだ現地に到着して、椅子を並べたり準備を始めたばかりのときです。この時は、幸い会場の外のロビーにソファーがありましたので、「準備ができたら呼ぶのでそれまでここでお待ちください」とすることが出来ました。

到着が早過ぎると準備をしている担当者をあわてさせますし、忙しく準備をしているときに余計な手間をかけさせてしまいます。

会場への到着は早くても開始30分前にしましょう。「開始5分から10分前に到着がベスト」と良く言われていますが、多くの場合、開始30分前には受付開始していますので、その後であればいつでも大丈夫です。

むしろ、受付開始後すぐ位に行けば、一番乗りできて目立てる可能性もあります。5分前がベストだからと言って、会場前でわざわざ時間をつぶしてから行くことは必要ありません。

会社説明会開始時刻ギリギリに来る

逆に、「もう来ないかな?」と思う、説明会開始2分前くらいになって、駆け込んでくる人もいます。「もうちょっと余裕持って来いよ」と思ってしまいますね。

開場への到着は遅くても5分前までにしましょう。

会社説明会に遅刻する

もはや問題外です。でも、こちら側としては、何らかのやむを得ない事情で遅れて来る人もいるかも知れないと思って、説明会開始後10分くらいは受付をあきらめないで待っているようにしています。

大都市の電車はよく事故で止まります

事故があっても別のルートで遅刻せずに到着できるかどうか、念のため予備のルートと、想定外のことが起きても大丈夫な時間の余裕を持って出かけましょう。

それから、遅刻しそうになった時は会社に電話を入れる。これは社会人としては常識のマナーですが、会社説明会の場合は少し事情が特殊です。会場が会社ではなく、外部に場所を借りたりしていると、採用担当者はそちらに出払っていて、会社に電話をしても伝わらないことがあります。

会場が会社だったとしても、会社説明会直前の時間に電話に出ることは困難です。ですから、説明会直前の電話はしない方が良いでしょう。

本当にやむを得ない事情の場合は遅れて行って事情を話せば分かってくれるとは思いますが、寝坊が原因だったら、もうその企業はあきらめた方が良いでしょう。

会社説明会の受付で声が小さい

多くの学生さんが一度にやってくる受付の時間は、担当者はとても忙しいです。スムーズに受付ができるように協力しましょう。

まずは、はっきり分かるように大きめの声でゆっくりと、大学名と氏名を言ってください。それ以外は必要ありません。

会社説明会の受付で手間取る

入場のための受付票が必要であったり、同日に採用試験が行われるなど、履歴書の持参が必要な場合もあります。

そんなとき受付でカバンの中をゴソゴソ。「あれ?見つからない!」という人は、意外と多いです。後が詰まっちゃって他の来場者にも迷惑をかけてしまいます。

受付で出さなくてはいけない書類がある場合は、速やかに取り出せるように、あらかじめ準備しておきましょう。

履歴書は持ってきていたけれど、「写真をまだ貼っていなかったので、後で提出していいですか?」なんて人もいました。

採用担当者は、午後の試験のためにコピーなどの準備をしないといけないので、朝のうちに必要な履歴書を集めておきたいのです。一人だけ「後から」となると、それができなくなって、想像以上に面倒だったりします。

指示されたことは、ちゃんとやりましょう。それが社会人として大事なマナーです。

会社説明会に言われたものを持ってこない

同日に受験する場合は履歴書が必要と言われていたのに履歴書を持ってこない。たまにこういう人がいます。面接をするのに、履歴書はどうしても必要です。

仕方ありませんので、その場合は、「また後日も試験があるので再度お申込みください」と言ってお引取りいただきました。

あなた自身が二度手間になるだけでなく、こういうことがあるともう採用担当者に憶えられてしまいますので、圧倒的に不利になるでしょう。

これはもう、あなた自身の責任ですから、こんなことにならないよう、前日に持参物のチェックは十分にしてください

まとめ:会社説明会では悪い方向で印象に残らないようにしよう

会社説明会は多くの学生さんが一度にやってきて、採用担当者はそれらを処理しなくてはいけませんので、はっきり言って一人一人に気を配って見ているということはできません。

でも、上に挙げたような、目立ったこと、それも悪い方向で目立ったことをしてしまった場合は、明らかに印象に残ってしまいます。それも悪い印象が。そうならないように万全の準備をしてから行きましょう。

会社説明会といえども、企業に一歩足を踏み入れるのですから、その場はもう、選考と同じなのです。

 

さて、受付が終わったら、次はどんなことに気をつければ良いでしょうか?

本番編と題して書きましたので、こちらもぜひご覧ください。

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