あなたが行った会社説明会はどんなでしたでしょうか?
きちんと定刻通り始まって、定刻通り終わったでしょうか?
それとも、始まる時間や終わる時間が遅れたりしていましたか?
今日は、そんな時間にルーズな会社説明会をやってしまう会社は、どんなところがアブナイのかと言うことを書いてみたいと思います。
会社説明会の開始時刻が遅れる会社は仕事のやり方もルーズ
説明会の開始時刻が遅れるということは、準備が十分ではない、段取りが悪いということです。
前日に準備しておけばよいはずのことが出来ていなかったり、現場での作業分担がはっきりしておらず、直前にドタバタしているのです。
こういうことは、一事が万事と思ってよいです。きっと、普段からそのような仕事のやり方をしていて、仕事の効率が悪く、おそらく無駄な残業も多い会社に違いありません。
もう一つ大事なのは、開始時刻が遅れるということは、来てくれたお客様に迷惑がかかるという感覚がないという点です。
会社説明会に限らず、お客様は時刻通りに来てくださっているのに、招待した主催者側が、時刻通りに始められないというのは、大変失礼で、あってはならないことです。
もしくは、お客様に対してはきちんとしているのに、会社説明会ではルーズだとしたら、学生だからまあいいかということで、皆さんをバカにしていることになります。
いずれにせよ、会社の姿勢としてはダメであることは間違いありません。
また、遅れてくる学生さんのために、「あと5分待って始めます」などということも良く聴くことなのですが、これも良いことではないと私は思います。
何故なら、時刻通りに来てくれている人が、時刻通りに来ない人のために迷惑をこうむるからです。それはおかしいことですよね。
ですから、私が企業の採用担当者をしていた時には、遅れてくる学生がいることが分かっていても、必ず定刻ぴったりに始めるようにしていました。
会社説明会の終了時刻が遅れる会社は経営者がワンマン
終了時刻が遅れるということは、話が予定より長くなったということです。
話が白熱すると、つい予定時刻をオーバーしてしまうと言うことは誰でもあり得ることなのですが、問題は、それを「多少オーバーしても構わない」と思っているか、「極力終了時刻を守らないといけない」と思っているかという意識の差です。
これはもう、その人の癖なのです。
終了時刻をオーバーしても話し続ける人というのは、まず間違いなく、いつもそうなのです。
つまり、体質です。
そして、多くの場合、会社説明会のトリは社長ではないでしょうか。
社長が持ち時間をオーバーして平気でいる。
そういう社長は、きっとこれも一事が万事、社内の会議でも長々と話したり、開始時刻に遅れて来て平然としていたり、そういうことが普通な人であり、周りもそれを注意することもできない。
つまり、ワンマンな社長である可能性が高いです。
また、会社説明会は、人事部や先輩社員、社長と、何人かの人が話します。
もしかして社長の前に話す、人事部や先輩社員が持ち時間をオーバーしたとしたら、それぞれの人や部署が同じような体質を持っているということを想像してください。
まとめ:会社説明会の進行は企業体質のバロメーター
会社説明会に限らず、催しの終了時刻もまた、厳密に守るべきものです。
終わった後に帰る列車の予約をしている人もいるでしょうし、次の予定を入れている人もいるからです。
それなのに、時間をオーバーしても平気でいる会社は、自分のことしか考えられない会社と言えます。
会社説明会がルーズな会社は、それだけで要注意。
逆に、きちっと時間通りに進行し、気持ちの良い会社説明会をする会社であれば、何ごともきちっとする体質があると思って間違いありません。
ぜひ、賢い企業選びの参考にしてください。
では、今日はこのへんで!