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面接で話が長くなってしまう人にありがちな3つの理由

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採用試験の面接で、話が長い受験者が結構います。

面接というのはプレゼンではなく、コミュニケーションですから、あまり話が長いと面接官をイライラさせてしまって、マイナス評価になってしまいます。

「相手の話を聞かずに自分のことばかり話す人」、「会話のキャッチボールができない人」、「空気を読めない人」という評価をされてしまいます。

では、どんなときに話が長くなってしまうのでしょうか? その対策はどうすれば良いのかについて考えてみたいと思います。

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こんなとき話が長くなってしまいます。

憶えてきたことを話そうとする

自己紹介や自己PRなど、一生懸命に考えて憶えて来たことをしっかり話したいという気持ちは分かります。

でも、憶えてきた原稿は、今、面接官が質問したことの回答になっていますか? 余計なことを付け加えた回答になっていないでしょうか?

「当社のどんなところに興味を持ちましたか?」

という質問に対して、最初は質問の回答になっていたのですが、そのまま勢いづいて、「私はこんなことに力を注いできて・・・」という自己PRや希望する職種まで一気に全部話してしまった人がいました。

きっと、聞かれそうなことを全部作文にしてまとめて憶えてきていたのでしょうね。

面接官は一問一答をしたいのです。あなたのプレゼンを望んでいるのではありません

自分を良く見せようとしすぎる

面接では、自分の良いところを分かって欲しいと当然思いますよね。自分の良いところをアピールしたいというのは当然です。

でも、それを意識しすぎると、つい、「あ、これも話しとこ、あ、あれも話しとこ」と、長々と話しをしてしまうことになりがちです。

アピールしたい気持ちは分かりますが、基本的に面接官が聞いたことだけ答えるようにしましょう。「そこまで聞いてないんだけどなー」と思われるとマイナス評価になってしまいます。

自信がない

心理学的に、人は自信がないことを話さないといけないとき、口数が多くなる傾向があります。

想定していなかった質問をされたときや、答えに自信がない回答をしなくてはいけないとき、止めておけばいいのに、つい言わなくてもいいところまで口が滑ってしまうということがあるものです。

これ、面接じゃない場面でも経験があるのではないでしょうか。

取り繕おうとすることで、かえってボロを出してしまう。そういうことは誰でもあることです。

分からないときにははっきり「分からない」と答えましょう。曖昧なことを無理して言って、「適当なことを言っている」と評価されるよりは、ちょっと勇気を出して分からないことは「分からない」と言った方が好感を持たれます。

面接は話の中身が問題ではないのです

面接というのは、実は「何を話すか」が問題ではないのです。「どう話すか」を面接官は見ています。

それはつまり、「コミュニケーション力」を見ているということです。

「コミュニケーション力」とは、まず相手の言うことを良く聞いて、相手が求めていることを理解し、相手が求めていることを返すことができる力です。

決して、自分の言いたいことを言えることが「コミュニケーション力」ではありません

何故、それを面接で見るかというと、その力こそが、多くの人が協調して仕事をする場や、お客様に対して商品やサービスを売ったりする場で、一番基本的で、一番大事な能力だからです。

そこのところを理解して面接に臨むようにしてください。

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