面接はプレゼンの場だというのは大きな勘違いである理由

面接を受ける大学生

ある女子学生が犯した間違い

新卒採用シーズンまっただ中。

昨日も、新卒採用の面接をしてきました。

面接の冒頭、ある女子学生に型どおりに志望動機を聴いたら、彼女は明るい笑顔で元気よく話し始めました。

何故、この業界に興味を持ったかから始まって、私の企業の特徴を端的に表現し。。。

最初は、「お、なかなか勉強してきているな」と思いながら聞いていましたが、彼女の話の勢いは止まらず、自分の強みや、それを活かしてどんな仕事をしたいのかまで。

話し終えた彼女は、満足そうな笑顔すらしていました。

きっと、憶えてきたことを全部間違えずに言えたので、よく出来た!と思ったのかも知れません。

でも彼女は、明らかに間違いました。

面接にあたって、志望動機や自分のPRなど、絶対に聞かれると思われることについては事前にどのように答えるか、誰しもが準備すると思います。

そのこと自体は決して悪くありません。当然のことです。

ただ、間違っていけないのは、面接は一方的なプレゼンの場ではないということです。

面接は、面接官との会話の場なのです。

面接官は、受験者と会話のやり取りをする中から、その人が相手のいうことをきちんと聞いて、相手の求めていることを把握して、それに対応した答えをすることができる力があるかどうかを見ています。

回答の内容そのものよりも、そうしたコミュニケーション能力を見ているといっても過言ではありません。

私は、上のような、作文を暗記してくる人が来ると、「またか」と思って少々うんざりしてしまいますので、単に「志望動機を教えてください」という聞き方をせず、このように聞くことにしています。

「当社のどのような点に興味を持って、今日受験しようと思われたのですか? その興味を持ったポイントについて教えてください」

面接官の質問を良く聞くことができる人は、「御社のこういうところに興味を持ちました」という回答を手短に話すことができます。

それができない人は、その後に「私は・・・」などと言って、面接官が聞いていない自分のことを話し始めたりしてしまいます。

どうか、面接を自分を主張する場であるとか、プレゼンの場だという勘違いをしないようにしてください。

こちらの求めるものに応えることが出来る人か

良い悪いは別としても、企業が求めている人物像はそこなのですから。

では、今日はこのへんで!

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