めでたく内定が決まると、しばらくして企業から「内定通知書」というものが送られてきます。
これは、「あなたを採用します」ということを企業が証明してくれるありがたい、大事な書類ですね。
これをもらえば一安心。ほっとしたら、遅くならないうちにお礼状を出しましょう。
さて、今日の質問はその宛名を誰にすべきかということです。
内定のお礼状の宛先は差出人の採用担当者で良い
内定通知書は、会社とあなたの間の約束を表す正式文書ですから、会社の代表者、つまり代表取締役の名前と会社の印が押してあるはずです。
また、内定通知書と一緒に送付状が入っていると思います。そしてその送付状には採用担当部署名と担当者名が書いてあるはずです。
さて、この場合代表取締役と担当者と、お礼状はどちら宛に出すべきかですが、普通の場合は担当者宛で良いです。
何故なら、ある程度の規模の会社であれば、社長は選考で一度くらいは顔を出したかも知れませんが、選考期間の間、お世話になっていたのは採用担当部署の人のはずだからです。
あなたのお礼状をもらって一番うれしく感じるのは、あなたを採用しようと頑張ってくれた担当者、そしてその人はこれから入社してからも、ずっとお世話になるはずの人だからです。
内定のお礼状を社長に出した方が良い場合もある
ただし、小さな会社で、最後の面接は社長と食事しながらだったとか、つまり、あなたが社長にすごくお世話になって合格まで至ったと感じているような場合は、社長に送った方が良い場合もあります。
これも、あなたが入社してからのことを想像してみてください。
社長がときどき職場に顔を出して、「よ!元気にやっとるか?」みたいな雰囲気の会社だったら、社長に出すのが良いかも知れないですね。
このあたりは、臨機応変に考えてみてください。
では、今日はこのへんで!