という記事を読みましたが、書いている人の胡散臭さ(失礼!)と裏腹に、書いている内容は、長年新卒採用の面接官をやってきた私も、実に同意できました。これ、その通りです。
その通りと思いましたので、ここに書かれていた「極意」について、敬意をこめて私の賛同コメントをさせていただきたいと思います。
面接の極意その1:「ハキハキ元気よく」
その対極で「暗くてボソボソ」とどちらを好印象に思うかは、古今東西、老若男女、誰にとっても答えは一緒ではないでしょうか。
当たり前のことじゃないか。と思うかもしれないですが、そうです。当たり前のことなんです。人が人を見てどう思うかということは、とてもシンプルなことなんですよ。
面接の極意その2:「笑みを絶やさない」
「ムスッとしているよりは、笑顔の方が印象はいい。」 これもそのまんまですね。
ただ、私は昭和30年代の生まれですが、それより前の人、つまり現時点ではかなりのおじいさんになっている年代の方になりますと、「ニコニコしている」というのを「ニヤけている」というように取る人もいるようです。(もちろんそれは男子に対してだけですが。)
まあ、そこまでのお年寄りはまず、これからは面接官で出てくることはないでしょうし、何より、笑顔は古今東西、好感を得る最大の方法であることには変わりありません。
私も古い人間なので、じつは笑顔を作ることが苦手です。鏡を見て笑顔の練習。これはこれから先、きっと役に立つと思います。
面接の極意その3:「基本は即レス」
何を言い出すか予測がつかない会話において、即座に答えることができるためには、相手の言うことを良く聞いていることが必要です。
咄嗟に答えが思い浮かばないときでも、まず第一声は発しましょう。「すみません、すぐ思い浮かばないので、ちょっとお時間いただいてよろしいでしょうか?」とかでいいのです。それが言えるということで、その回答の得点は半分以上もらったと思ってもよいです。
面接の極意その4:「意気込みすぎない」
意気込むと固くなります。固くなると相手の言うことが聞けなくなります。「こう言おう」と準備してきたことも頭が真っ白になり出てこなくなります。
面接の一番の対策は、何も対策しないことではないかとすら、私は思います。
つまり、自然体でいることです。
あなたらしい、あなたの言葉で、あなたの思っていることを表現できる。
それが、結局は良い印象になる。
そういうことを冒頭の筆者も言っているのだと思います。
では、今日はこのへんで!