最近良く使われる「巻き込む」という言葉に違和感を感じる理由

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学生さんのエントリーシートなどを見ていて最近目立つのが、「巻き込む」という言葉です。

「他のメンバーを巻き込んで何々を実行しました。」というように使っています。

私は、この「巻き込む」という言葉には、ちょっと違和感を感じています。

というのは、あまり良いイメージがないからです。私が持っていたイメージは例えば、

台風9号は伊豆諸島や静岡県の伊豆半島の一部を暴風域に巻き込みながら北上しています。

というようなことですね。

あと、「巻き込み事故」っていう言葉もありますよね。

つまり、本来「巻き込む」っていうのは周囲に迷惑をかけるっていうことなのじゃないかというイメージがあるのです。

これは私だけが持っていたイメージでしょうか?

「巻き込む」の正しい意味について – 初めまして… – 日本語 | Yahoo!知恵袋

を見てみましたら、こんなことが書かれていました。

日本語で「人を巻き込む」というのは、本来もっぱら、「そこに関わるという意志のない人をも、【否応なく】引き込んでしまう」という場面で使われる表現です。

やっぱりそうですよね。私が感じていた通りでした。

じゃあ何故最近は、良い意味で「巻き込む」という言い方がされているのでしょう?

上の投稿にはこのようにも書かれていました。

英語の involve には、まさに日本語の「巻き込む」が訳としてあてはまる部分も多いので、逆輸入的に、日本語の「巻き込む」にもinvolveのあらゆる意味が付加されて使われているような傾向が、近年は見られます。
英語の involve のほうは、involve される側も納得して、とか、積極的に関わる、というときにも使いますので、それをそのまま日本語の「巻き込む」にとりこんでしまったような傾向が、最近は見られます。

なるほどねえ!

だとしたら正確には、「巻き込む」と言うより、「インボルブする」と言った方が良いような気もしますが、それもまた、ちょっとね。

では、今日はこのへんで!

この記事を書いた人

西川明宏
西川明宏就活・転職・キャリア・オンライン相談室
国家資格キャリアコンサルタントです。
医療機器メーカーの人事部で中途・新卒の採用業務を15年経験後、大学キャリア相談室での就活支援をしながら、オンライン相談を受け付けています。
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