キャリアは山登りではなく川下りととらえるとうまく乗り越えられる

夏の京都保津川下り 舟と櫂と岸辺

キャリア(人生と言い換えてもいいでしょう)というものは、しばしば山登りや川下りに喩えられます。

「一歩一歩目標に向かって進み、徐々に自分を高めていく。」キャリアをそのようなイメージで捉えている人は、山登りを選ぶかも知れません。

「運命や人との出会いによって導かれて自然に進んでいく。」

というようにイメージするならば、それは川下りに似ているかも知れません。

あなたはがイメージするキャリアは、どちらに近いでしょうか?

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キャリアには転機が必ず訪れます。

それは転職だったり、異動だったり、定年だったり、引っ越しだったり、もしかしたら、そういう外的な要因だけでなく、何かのきっかけで自分の考え方が変わるなど、理由はいろいろです。

そういうとき、あなたのイメージするキャリアでは、どのように転機を乗り越えるでしょうか?

山登りだったらどうでしょう?

私は山登りの場合は、一度登った山を降りてまた新しい山を登り直すように思います。

それはちょっと厳しいですね。まして、かなり高いところまで登ったなら、降りるだけでも一苦労だし、「今まで苦労して登ってきたのは何だったんだ?」ということにもなりかねません。

やってきた転機は、もしかしたら人生を良い方向に変える大きなチャンスなのに、もう一度山を登り直す勇気やエネルギーがなくて、それを逃してしまうのかも知れないのです。

川下りだったらどうでしょう?

川下りの場合は、行く手に現れた流れの分岐のどちらを選んで進むかだけです。今まで下ってきた過程は決して無駄にはならないし、進路を変えるのも難しいことではありません。

私の言いたいことが分かるでしょうか?

キャリアの転機は、川下りに例えれば無理なく自然に乗り越えられる。

そう思うのです。

人生は自分で切り開くのだ。

努力は積み重ねていくものだ。

そういうふうに硬く考えると、変えづらくなるのではないでしょうか。

そうではなく、自分の力で頑張って進むのではなく、運命に導かれるままに、あたかも川の流れに流されるようにここまで来た。

キャリアをそのように捉えることで、いろいろな転機を上手く乗り越えられるように思うのです。

川下りであれば、どんな分岐点に遭遇しようとも、今まで下ってきた過程の先にそれはあります。

人生に無駄なことはひとつもない、全てに意味があって、その結果として現在があり、それが未来につながるのです。

キャリアの転機に遭遇して悩んだり迷ったりしておられる方は、ぜひ、今自分は川下りをしているのだと想像してみてください。

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