と言う、とてもざっくりとした、ちょっと欲張りな質問をいただきました。(笑)
このブログで私は面接について多く書いてきていますが、ここではそれらのダイジェストみたいな形でご質問にお答えしてみたいと思います。
より詳しくは、随所で他の記事へのリンクをつけておきますので、そちらを読んでみてください。
1次面接で注意すべきこと
まず、1次面接は誰が見てもダメな人を落とす面接です。
ですから、明るくハキハキ大きな声で、相手の目を見て話す。など基本的マナーを守ることが大事となります。
そうした基本的なことができないと1次面接で落とされるのですが、逆に言えばこうしたことを注意してさえいれば1次面接は大丈夫ということです。
また、新卒の1次面接の場合、1対1の個人面接ではなく、学生側が何人かまとめてという集団面接になることが多いです。
集団面接の場合は、個人面接以上に面接官は時間を気にするので、ダラダラと長い回答はNGです。空気を読めない人という評価になってしまいます。
また、となりにいる他の受験者の言うことも良く聞いている必要があります。他の人が質問されている間のあなたの態度も見られていますので、気を抜かないように。
しかし、そうしたことがわかっていない他の受験者がいたりしますので、それに引っ張られないことも大事です。
2次面接で注意すべきこと
2次面接では、入社後に上司になる可能性がある部門責任者が出てくることが多いです。
エントリーシートなどを深堀りしたり、志望理由を突っ込んで聞いたりしてくる選考のヤマ場と言えます。
提出済みのエントリーシートを再度読んで、どんなことを書いたか頭に入れておくことと、入社後にやりたい仕事や将来どうなりたいかについても考えておくことをお勧めします。
最終面接で注意すべきこと
2次面接は、将来上司となる人が出てくると言いましたが、最終面接まで来られたあなたは、その上司になる予定の人が「あなたとぜひ一緒に働きたい!」と思って合格にしたということです。
ということは、あなたは仕事の能力や人柄の面では合格なのです。
そこにぜひ自信を持ってください。
最終面接は、あなたを採用するかどうか決定する権限のある役員クラスの人。
「我が社に合う人物か」を、エライ人が総合的に判断します。
ここまで来たら、堂々と今まで通りにやる。
何故なら今までやってきたことが正しかったからここまで来れたということですから、嘘偽りのない自分を最大限に出し切ること。だけです。
どの面接でも共通な大切なこと
最後に、どの段階の面接においても共通して大切なことを書いておきます。
これは、私がほとんどの相談者の方にお話していることです。
・回答を丸暗記はせず、キーワード的に憶えておく
・面接官の質問を良く聞いて、聞かれたことだけを簡潔に答える
・基本的に嘘はダメ。本当のことを答える
・面接は「発表」の場ではなく「会話」の場と心得よ
では、今日はこのへんで!