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就活での内定時のメールへの返信方法・3つのケースについて

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就職活動をしていて内定をゲット! もちろん一番うれしい瞬間ですよね。

でも、実はうれしいのはあなただけではありません。

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内定メールを出すときの採用担当者の複雑な胸の内

採用担当者も、「いい人を見つけられてよかった!」と喜んでいるのです。

そして同時に不安にもなるのです。

「いい人だけに、他でも内定をもらうかもしれない。うちに来てくれるだろうか?」と。

内定とは不思議なもので、もらえないときは全然もらえないけど、もらえるようになると立て続けにもらえたりするものです。

もしかしたら、あなたも、複数の内定を手にして、どちらかを選ばなければいけないという状況に立たされるかもしれません。

ここでは、そんなちょっと困った状況についても、そんなときはどうすれば良いか、考えてみたいと思います。

さて、内定を知らせるメールが届いたら、いろいろと複雑な胸のうちの採用担当者に、どのようなメールを返信するのが良いでしょうか? ケース別に考えてみましょう。

内定した企業に入社したいと思っている場合の返信の例

全力で、「内定をもらってうれしい!ぜひ働かせて欲しい!」という気持ちを表現しましょう。うちに来てくれるだろうかと不安に思っている採用担当者を安心させてあげてください。

そんなときに送る返信の例です。

題名:内定の御礼

株式会社△△人事部採用ご担当 □□様
☓☓大学の◯◯と申します。
このたびは、内定のご通知、まことにありがとうございました。
御社は第一志望でぜひ入社させていただきたいと思っておりましたので、
大変うれしく思っております。
御社に入社させていただきましたら、精一杯努力し、仕事に邁進したいと
今からとても楽しみにしています。
それでは、入社承諾書用紙の到着をお待ちしております。
何卒、今後ともよろしくお願い致します。

ちなみに、この場合の返信メールの題名ですが、就活での企業へのメール返信で注意すべき5つのことの記事の中では、「Re:」をつけたままで良いと書きましたが、内定通知への返信の場合は、「内定の御礼」でいいと思います。何故でしょうか?

採用担当者の気持ちになってみましょう。内定通知を送ったあとは、言わば「矢を放った状態」なのです。「この内定を受けてくれるだろうか?」と、もう後は待つしかない身なのです。

そこに、「内定の御礼」の文字が目に飛び込んでくれば、「よっしゃー!」となるわけです。

このメールの場合は、あまり定型的な作法にこだわるよりも、あなたが「内定をもらって本当にうれしい!」という気持ちを存分に表現することがよいと思います。

採用担当者はあなたにラブコールを送って、待っている相手なのですから。

内定メールをもらったが、すでに他の会社からも内定をもらっていた場合の返信

さて、この場合はどうしましょう?

つまり、内定をもらうのはうれしいけれど、どちらの会社に入社するか考えないといけない、そのためにちょっと時間がほしいという場合です。

このような場合、まずは、上のようなメールが来たら、一応、内定をもらってうれしい、入社承諾書の到着をお待ちしています。というような内容で、型どおりに返信しておきましょう。

第一志望だったとか、ぜひ入社したいとかの言葉は書く必要はありません。だって、それは嘘なんですからね。

この段階ではまだ、他社からも内定を得ていることは言わなくて良いでしょう。

次の段階として、入社承諾書用紙を送ってきたときには、「いついつまでに提出して欲しい」ということを言われるはずですので、そのときに、もう少し時間が欲しければ、正直に事情を言って、待ってもらえないか交渉してみましょう。

ただ、その交渉は、メールではなく電話が良いです。

電話で、正直な気持ち、事情を言えば、あなたのことを本当に欲しいと思っている企業であれば、相談に乗ってくれると思います。

もし、絶対に期限を守れとか、他の会社を断れとか、そういう強い態度に出る会社であれば、そういう態度に出る企業であるということも判断材料の1つに加えて、あなたが決めれば良いのです。

内定メールをもらったが、実は第一志望の企業がまだ選考途中である場合の返信

これも、上と同じ対処でいいと思います。

ただ、正直に電話でいう場合には、「他社の方が第一志望である」ことまでは言わなくて良いでしょう。「選考途中の企業があり、その結果が出るまで待って欲しい」ということのみ伝えましょう。

自分の会社が第一志望ではなく、滑り止めであることを知るのは、採用担当者にとっては面白くないかも知れませんが、そこは相手も大人であり企業人なのですから、自分の感情よりも、あなたを獲得するという目的のために、必要な判断をしてくれるはずです。

 

内定を出したあとの、企業と受験者の駆け引きについては、また、追って書いてみることにしましょう。これもまた深い世界がありそうです。

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