何故なら、メールを受け取る相手は会社員であり、あなたが送ったメールを読むのは翌朝だからです。
メールはLINEなどと違って、送ったら即座に相手のスマホに通知が行って読んでもらう。という仕組みではありません。
相手が、メールソフトやブラウザでメールの画面を開いて、受信操作をすることではじめてあなたのメールを読むことになります。
だから、あなたが夜中の2時にメールを送ったとしても、相手のことを気づかう必要はありません。
相手は明日の朝、読むからです。
ただ、こう書くと、
「夜に残業していたり、自宅でメールを受けている人もいるかも知れない」から、夜送るメールには「夜分遅くに申し訳ございません」を書く方がマナーとして正しい。
という意見もあるかも知れません。
私は、就活での企業へのメールに関しては、これは考える必要はないと思っています。
というのは、相手は仕事の一部としてあなたのメールも受け取るからです。
企業の仕事は、昼間の定時から定時までの間で行われているものと考えるのが常識であり、仮に採用担当者が忙しくて深夜まで残業していたり、家に仕事を持ち帰ったりしていたという現実があったとしても、そうした場合は、その採用担当者にとっては、仕事をしているそのときは、もう「夜分」ではないのです。
むしろ、そんな忙しい人にとっては、決まりきった挨拶文などすっ飛ばして単刀直入に要件のみを書いてくれるメールの方が、よほどありがたいはず。
と、私は思うのですが、どうでしょうか?
では今日はこのへんで!
この記事を書いた人

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国家資格キャリアコンサルタントです。
医療機器メーカーの人事部で中途・新卒の採用業務を15年経験後、大学キャリア相談室での就活支援から社会人の転職支援まで幅広く活動しています。
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