「就活での素朴な疑問シリーズ」今日も行ってみます。
旬な検索キーワード第1位の「入社承諾書(企業によっては内定承諾書)」についてです。
さて、入社承諾書には、記名捺印して返送する期限が書かれています。例えばこんな感じでしょうか。
入社をご決断いただけましたら、記名捺印の上、◯月◯日必着でご返送ください。期日までにご返送いただけない場合は辞退と解釈させて頂きます。
今日の疑問は、指定された日付までには送らないといけないことは分かりますが、それに間に合いさえすればいつ出しても良いのか? ということです。
入社する気があるなら入社承諾書はできるだけ早く出す
まず、あなたがその企業に入社したいということでしたら、迷うことなく、全身全霊で入社承諾書に記名捺印して速攻で返送しましょう。
企業の側にすれば、期限までに送られてくればもちろん受理はしますが、早く送ってくる人、遅く送ってくる人に対しての印象は、当然違います。
思ったよりも早く送り返してくれば、「お!この人はやる気マンマンだな!」と思いますし、逆に期限ギリギリだと、「できるだけ引き延ばしおったな。それほど入りたいわけじゃないんだな」と感じてしまいます。
あなたが「内定をもらってうれしい!入りたい!そこで働きたい!」というのが本心なら、絶対できるだけ早く出すことをお勧めします。
他社の選考が残っているなら入社承諾書を遅く出すのもアリ
逆に、他社の選考もまだ残っている、できればその結果も見て判断したいということだったら、できるだけ引き延ばすのも仕方ないでしょう。
でも、上に書いたように、遅い人はどうしても印象が悪くなりますので、そのリスクは分かった上でやる必要があります。
このあたり、やっぱり駆け引きになってしまいますね。
入社承諾書の期限を延ばして欲しいなら正直に聞いてみる
他社の選考の結果が出るのを待っていたら、間違いなく入社承諾書の提出期限が過ぎてしまうという場合にどうするか? ですが、その場合は企業に電話をして正直に、「他社の選考結果を待ちたいので、申し訳ないですが◯月◯日まで提出を待って頂けないでしょうか?」と聞いてみましょう。
採用担当者は、他社も受けていることは百も承知ですし、必ずしも自分の企業が第一志望ではない場合が多いのも承知しています。気持ち的には面白く無いこともあるでしょうが、あなたのことを「欲しい」からこそ内定通知を出しているのですから、相談に応じてくれる可能性は高いです。
逆に、そのときに「いや、絶対期限は延ばせません。期限までに出せなければ内定を取り消します」と言うようだったら、それほどあなたを欲しくはないのです。
そのあたりの企業の態度、つまり温度によって、あなたは駆け引きの判断をすれば良いのです。
では今日はこのへんで!