この時期になるとこのご相談がとても多くなります。
その場合に比較検討する方法として、以前こんな記事を書きました。
この方法は確かに有効なんですが、ちょっと即物的な決め方にも感じますし、比較検討してもやっぱり迷ってしまうという人もいるでしょう。
その場合にどうやって決めればいいか?について書いてみたいと思います。
より自分がやりたかった仕事に近い方に決める。
やっぱり仕事は自分が好きなこと、よりワクワクを感じられることをやる方が良いです。
何故なら、これから何年もその仕事を続けるのです。
好きでもないこと、興味のわかないことは、おそらく長続きはしません。
逆に、自分が好きで選んだ仕事であれば、多少つらいことがあっても、乗り越えていけます。
初任給が多い少ないは、最初だけです。
大事なのはこれから先、どう成果を出して、自分の給料を上げていけるかです。
それは、自分がどれだけ仕事に夢中になって頑張るか次第です。
つまり、好きなことを仕事に選んだほうが、長い目で見れば収入も良くなるはずです。
社内の雰囲気が良い方に決める。
仕事内容はどちらも好きだからまだ決められないならば、社内の雰囲気が良い方にしましょう。
会社を訪問したときに感じた雰囲気がそれぞれあるはずです。
社内の雰囲気というのは、つまりは人間関係でもあります。
転職専門のカウンセラーがこう言っていました。
「会社を辞めた理由は皆さん、最初は色々言うのですが、突き詰めていくと、80%が人間関係なのです。」
仕事をしていれば、大なり小なりつらいことはあります。
でも、社内の人間関係が良ければ、助けてくれたり励ましてくれたりして、辞めずに済むケースが非常に多いのです。
これは私も自分の経験からもそう言えます。
私が定年まで一つの会社で勤め上げることができた一番の理由は、人間関係の良さだったと思います。
直感で決める。
それでもまだ決められないと言う人。
最後は直感です。
一生を左右するかもしれない選択を直感で決めて良いのか?
いいんです。
「何となくこっちの方がいいような気がする」
そう感じるということは、あなたの潜在意識が真実を知っていて、それで選んでいるのです。
直感は当たります。
大事なのは、自分を信じることです。
「自分が選んだのだから正しいはず」
そう心から信じられるかどうかです。
つい、人の言うことや福利厚生など数字で比較できることだけで選んでしまおうとするのは、結局、自分に自信がないからです。
自分はこう思う。
そう思うなら、あなたの人生はそうなるのです。
では、今日はこのへんで!