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「サイレント辞退」だけは絶対にするべきではない2つの理由

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企業が合否の連絡をしてこないことを、就活生の間では「お祈りメール」すら送ってこないということで、「サイレントお祈り」と言われていますが、今度は「サイレント辞退」なる言葉も出てきました。

「サイレント辞退」とは、内定辞退の連絡をせずに、入社しないということです。

「企業がサイレントお祈りをするのだったら、こっちもサイレント辞退したって構わないだろ」

というような意見も見ましたが、これはちょっと待ってほしいと思います。

その理由は主に2つあります。まず1つ目は、

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「サイレント辞退」は罪のない企業に大迷惑をかけるから

です。

「サイレント辞退」をされると、企業はあなたが入社してくれるものと信じたまま、入社式の日を迎えることになります。

入社式の日に、来るはずだった新入社員が来なかったときの人事担当者の慌てぶりと落胆を想像してください。採用活動期間中に辞退されるのとは迷惑の度合いが桁違いです。

「企業の方こそサイレントお祈りで学生に迷惑かけてるじゃないか」という人もいるかも知れませんが、「サイレント辞退」は「サイレントお祈り」をされた企業ではなく、内定をくれた企業に対してするのですから。

罪のない企業に逆恨みして迷惑をかけてはいけません。

それに少なくともあなたが一度は良いと思って応募し、そしてあなたのことを良いと思って内定をくれた企業に対して、そんな失礼で迷惑なことをしてはいけません。

それに、もしこんな「サイレント辞退」が横行するようになったら、企業の側も対抗策を取らざるを得なくなります。

「サイレント辞退」への企業の対抗策で後輩に迷惑をかけることになるから

「サイレント辞退」を防ぐために企業が取る対抗策としては、内定者に対して頻繁に接触しようとするでしょう。

頻繁に電話をしてきたり、研修と称して会社に呼び出す日を多く作ったりします。

そのようなことを内定先の企業が多くするようになると、まだ就活を続けている場合や、就活が終わっていて、これからは学業に専念しようとしていたのが邪魔されることになります。

場合によっては、他の企業に行くことを妨げるための「オワハラ」(就活終われハラスメント)が増えるかも知れません。

そうなると、あなたは良くても来年以後、あなたの後輩がとても迷惑を被ることになるのです。

まとめ:社会人としての良識をもって行動しよう

これを読んだあなたには、無意味な逆恨みでいろいろな人に迷惑をかけて平気でいるような人にはなって欲しくないと、心から願います。

内定を辞退すること自体は、全く構いません。

ただ、その場合は、相手の迷惑をできるだけ避けるために、出来るだけ早く、はっきりと企業に伝えるようにしてください。

では、今日はこのへんで!

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