をまずご覧ください。
私は、さすがリクルートと感心しました。
今の新卒採用の問題点を簡潔に表現して、さらにその改善方法をスパッと提案しています。まるで心地よい風が吹き抜けるかの如くです。
例えばこれからの季節に誰もが悩む服装の問題。
私も以前こんな記事を書いてみたのですが、
リクルートさんはスバリ、
暑い中スーツを着なくても構いません。他社の選考などの都合がある場合、スーツを好む場合は禁止ではありません。
と言っています。こう書かれれば安心してどんな格好でも行くことが出来ますよね。見事です。
また、履歴書についても、私は
なんていう暑苦しい記事を書いたのですが、この問題についてもリクルートさんは、ズバリ、
手書きにこだわりがある場合は相談してください。
ですよ! 参りましたね。ここまで書かれれば安心してパソコンで履歴書を作って出すことが出来ます。さすがのセンスに脱帽です。思わず弊社でもパクリたくなります。(笑)
そして、リクルートさんがこの中で一番言いたいことは、30歳以下であれば既卒であろうと就業中であろうと問わないということです。
もうこうなったら、これを新卒採用と言うのかわからないですね。唯一新卒っぽいのは入社が来年の4月ということだけです。
既卒であるとかないとか、年齢が多少多かろうが少なかろうが、まして履歴書の書き方や服装がちょっと人と違っていようが、そんなことは、人の能力や、まして将来を含めた可能性を見るときには些細なことのはず。
新卒一括採用という、高度成長期の集団就職みたいなやり方は、もう既に今の時代に合わなくなってきていることは誰の目にも明らかです。
リクルートさんは、とても明快に、そして気持ちの良いやり方で、さらりと改革への道すじを示してくれました。
多くの企業がこれに刺激を受けて、徐々にでも、変わっていけばいいなと思います。