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面接に「クールビズでお越しください」と言われたら

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夏の時期の悩みは、就活の服装ですね。

暑い中、スーツにネクタイで行かなくちゃいけないのか。と思うだけでいやになる気持ちはすごくわかります。

ほんとにお気の毒です。

ネットを見ていると、「どんな服装で行けばいいですか?」という切実な質問が多く書かれています。

私の回答を書いてみたいと思います。

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就活での基本は真夏でもスーツです。

まず基本は、企業の側から何か言われていない限りは、きちっとスーツです。もちろん、ネクタイも必要です。

相手の企業はどんな価値観や風土をもっているのか、まだわからないのですから、自分が勝手に想像したことと違っていたという、つまらない理由で不利になっても、それこそつまりません。

あなたが、「俺の価値観に合わない企業はこっちから願い下げだ!」というならば、好きな格好で行くのを止めはしませんが、それほどの気合のある人以外は、ちょっと我慢してスーツで行きましょう。

でも本当は私はこんな風習、早く終わって欲しいと思っています。今の日本に合わないです!! そのことが今日一番書きたいことなんです。

そもそもクールビズとは何のためだったのか?

そもそも「クールビズ」とは何のために行われ始めたのか知っているでしょうか?

2005年、第1次小泉内閣第2次改造内閣にて環境大臣に就任した小池百合子が内閣総理大臣の小泉純一郎から、「夏場の軽装による冷房の節約」をキャッチフレーズにしたらどうかとアドバイスされた。それ以降、環境省の主導のもと、ネクタイや上着をなるべく着用せず(いわゆる「ノーネクタイ・ノージャケット」キャンペーン)、夏季に摂氏28度以上の室温に対応できる軽装の服装を着用するように呼びかけた。
クール・ビズ – Wikipedia

というのが「クールビズ」の由来です。

つまり、「クールビズ」というのはクソ暑い季節に楽をすることが目的ではなく、省エネが目的なのです。しかも環境省という「国」が主導してです。

そう言うと「そんなこと知ってる」とおっしゃる方が多いと思いますが、実際、夏場の室温28度って、結構蒸し暑いですよ。市役所とか区役所に行ってみると分かります。

あそこで働いている人たちは、汗ばむような室温で我慢して仕事をしています。クールビズというのは、本来、ああいう環境で仕事をしている人たちのために作られたものです。

ちょっと話が横道にそれましたが、私が言いたいのは、亜熱帯と同じ気候の日本の真夏に、スーツにネクタイなどという、非合理で環境にやさしくない服装を応募者に強いるという感覚を持っている企業は、今どきダメだろう。ということです。

迷うことなく、クールビズで面接に行きましょう!

今、多くの企業では「クールビズでお越しください」宣言をしていると思います。

そしたら、何迷うことなく、クールビズで行きましょう。

ノーネクタイで上着を脱いでも、ちょっと蒸し暑いくらいの室温にしていたら、その企業は本気で環境対策に取り組んでいます。素晴らしいです。

逆に、「クールビズでお越しください」と言っていながら、面接官が全員スーツだったり、その面接官のために冷房をガンガンにかけているような会社だったら、そんな会はどうでしょうか?

今どき、省エネや温暖化対策に関心もなく、冷房をガンガンにかけてネクタイをして仕事をする、そしてそれを会社に来る応募者にも求める。という企業が、はたして世の中の役に立つ、最先端の企業であると言えるでしょうか?

環境対策を考えていないことと、応募者を試すためにだますようなことをすることの二重にダメな企業だからです。

「でもやっぱり不安じゃないですか~」という方は、こちらも書いていますのでご参考にしてください。

「クールビズでご来社ください」と言われたのですが、どうしたら良いですか?
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