意外に思われるかも知れないのですが、この記事では、元人事採用担当者の私が、就活をするにはリクルートスーツを着た方がお得ですよという話をします。
私がリクルートスーツをお勧めする理由は次の3つです。
それは決して、リクルートスーツが社会人として相応しい格好だからということではないんです。
リクルートスーツを着ていることでマイナス点にはされない
リクルートスーツは黒一色で、誰も彼も同じ格好で画一的で、というファッションとしての面白く無さは誰もが認めるところでしょう。
でも、これをキチンと着てさえいれば、決して失礼ではないし、企業に対するマナーは十分満たしています。
つまり、リクルートスーツを着ていることでマイナス点にされることはないのです。
リクルートスーツが嫌だからと、好きな色や形のスーツを選んでも、全然悪くはありませんが、あなたと面接官の趣味が合う保証は全然ありません。
場合によっては、マイナス点をつけられるリスクがあります。
誰も彼も同じであるリクルートスーツを着てさえいれば、あなただけマイナスになるリスクは避けられるのです。
それが面白い、面白くないの問題ではありません。不要なリスクを排除することは、何をするにも重要な戦略なのです。
リクルートスーツを着ていれば面接官は中身を見てくれる
「外見ではなく中身を見て欲しい」という人は、むしろその人の方が外見を気にしていると私は思います。
外見を見てほしくないのであれば、相手が見た目に囚われないようにするべきです。
誰も彼もが同じリクルートスーツであれば、面接官はあなたの外見を気にしなくなります。
結果として、見るべきところはあなたの中身だけになるのです。
これこそ、あなたが一番求めていたことではないでしょうか?
余計なことに神経を使う無駄が無くなる
リクルートスーツを着ることが就活の戦略上有利であることがわかったならば、もうあなたは余計なことに神経を使う必要がなくなります。
オーソドックスなリクルートスーツをキチンと着てさえいれば良いのです。
就活には、他にもたくさんやらなくてはいけないこと、考えなくてはいけないことがあります。
少しでも、やらなくて済むことはやらずに済ませましょう。
その目的のためにも、リクルートスーツで就活をするのは良いことだと思います。
では、今日はこのへんで!