私が言うまでもなく、「キチョハナカンシャ」とは、就活中の学生さんが説明会などで「貴重なお話ありがとうございました。」と言うのを略した言葉ですね。
ちなみにこの「キチョハナカンシャ」を検索すると、同名のアイドルグループの情報ばかりが出てきて何だかなあということなのですが、それはまあ置いておいて。。。
さて、この「キチョハナカンシャ」は実際のところ、実用的なのでしょうか?
これは必ず言わなくてはいけないことなのでしょうか?
「キチョハナカンシャ」は言った方が良いがそれだけが良い
というのが私のオススメです。
説明会の最後の方で、質問を受け付けているときに挙手をして当てられて、発言する機会を与えられたときのマナーは、次のようにするのが良いでしょう。
まず、起立します。説明者の方を向いて軽く一礼して、「本日は貴重なお話ありがとうございました。」と言いましょう。
ただし、それだけが良いです。
この後、人によっては、
「◯◯大学△△学部□□学科の✕✕です。一つ質問させて頂いてもよろしいでしょうか?」
などと言う人がいますね。
これははっきり言って、良くないです。
説明をしている人事担当者は、説明会の最後の方の僅かな時間を使って、出来るだけ多くの人から質問をしてもらって、出来るだけ会社のことを理解して帰ってもらいたいと思っています。
だからホンネは、「キチョハナカンシャ」もどうでも良い、早く本題の質問をして欲しいのです。
まして、そこで自己紹介まで丁寧にされたら、正直じれったくなってしまうのです。
最悪、企業や他の学生の貴重な時間を奪っていることを考えず、自分を売り込むことだけ考えている勝手な人間という悪印象を持たれてしまうかも知れません。
ですから、会社説明会での質問の前は、シンプルに「キチョハナカンシャ」だけにしておきましょう。それで印象が悪くなることは絶対にありません。
では、今日はこのへんで!