今私は、ある私立大学のキャリアセンターの相談室に勤務していますが、この時期(2016年7月)になると、めでたく内定をゲットして就活を終了する人が出てくる一方、まだ1社も内定が無く、焦り始めてる人も出てきます。
そんな中、キャリアセンターに気軽に顔を出して、何度も相談に来る学生さんが内定をもらえる率は、全体からすると多いと感じています。
何故、キャリアセンターに来る学生さんが内定を取りやすいのでしょう? その理由は、次の3つだと私は思っています。
大人と話すことに抵抗がない人だから
キャリアセンターにいるカウンセラーは、多くの人生経験、実務経験を積んだ大人です。
そういう人と気軽に話してみようと思える人、そういう人と話すことに抵抗がない人。
それは既に就活の第一段階をクリアしていると言えます。
就活は、大人との会話を避けて通れません。
だから、大人と話すことに慣れるだけの目的で、もっとキャリアセンターに来てくれて良いのです。
人のアドバイスを素直に聞く人だから
キャリアセンターに来る人は、人に上手に頼ることができる人です。
人のアドバイスを受け入れる素直さがある人は、成長することが出来る人です。
人を見る目のある採用担当者は、入社してから成長してくれる人材かどうかを見抜きます。
だから、キャリアセンターに来る学生さんは内定を得やすいのです。
就活のノウハウを教えてもらえるから
もう一つ、当然のことですが、キャリアセンターに来れば、採用試験に受かるための色々な情報やノウハウを教えてもらえます。
エントリーシートを添削してもらったり、面接のマナーや心がけを教えてもらえます。
そういう貴重な情報を、素直に吸収することができるならば、百戦危うからずです。
今からでも遅くはありません。
就活は行動が全てです。
今まで行動が少ないと思っていたあなたでしたら、まずは明日にでも自分の大学のキャリアセンターを訪ねてみましょう。
キャリアセンターは、あなたが来ることを待っています。
では、今日はこのへんで!
この記事を書いた人

- 就活・転職・キャリア・オンライン相談室
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国家資格キャリアコンサルタントです。
医療機器メーカーの人事部で中途・新卒の採用業務を15年経験後、大学キャリア相談室での就活支援から社会人の転職支援まで幅広く活動しています。
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