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就活生の親が心得ておくべき5つの大事なこと

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今日はちょっといつもと視点を変えて、就活生ではなく、そのご両親に向けての記事です。

私が学生さんのカウンセリングをしていて、学生さんの話を通して親御さんの考え方やご子息への接し方が感じ取れることがあります。

愛するご子息の就活を成功させ、そして幸せな一生を送ってほしいのは当然ですよね。

では、就活生の親としては具体的には何を心がけるべきなのでしょうか。

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早い時期に就職について話し合ってください

夏休みや冬休みなどは、ふだん一人暮らしをしていたご子息も帰ってきて一家団欒をするときだと思います。

ぜひ、早い時期にご子息と就職について話し合ってみてください。

それをしていなかったために、内定が決まった後で初めて勤務地を知り、「地元に戻ってくるんじゃなかったのか!」という例がありました。

勤務地や、親としてその他の希望があるなら、早い時期からそれを話し合ってください。

特に親としての希望はない、好きなことがあるならそれをやれば良い。という場合も、ぜひそう考えていることをご子息に伝えてあげてください。

きっとご子息は安心して、思う存分、自分の好きなことを実現するために就活をすることができますから。

ご自分の価値観を押し付けないでください

話し合いをしていただくのは良いのですが、その際、ご自分の経験や価値観から就職先や仕事の選び方について、一方的に押し付けることはしないでください。

特によくあるのが、

「せっかくこの程度の大学を出るんだから、この程度の企業には行ってもらわなくちゃ」

とか、

「今の不安定な世の中、安定が第一だ。そのためにはできるだけ大企業だ」

というケースです。このお気持ちは良くわかります。

でも、ご自身が新卒で入社した頃と今では、就職の状況も全然違います。バブルの頃のように誰もが簡単に大企業に入れる時代ではありません。

世間体やご自身の期待のために、ご子息がやりたいことを無視して押し付けていないか、一言言う前に、ぜひ振り返ってみてきたいのです。

社会人としての常識を教えてあげてください

逆に、社会人の大先輩としてご子息に教えてあげられることはたくさんあります。

会社と社会の仕組み、人に対する礼儀やマナー。

株式会社とはどういう仕組みになっているのかすら、分かっていない学生さんもいます。

学校のキャリア教育でも基礎的なことは教えますが、まだまだ不十分です。大人なら常識だろうと思っていることで、全然わかっていないことがあったりします。

古い感覚を押し付けるのではなく、いつの世にも変わることのない普遍的な社会人としての常識は、ぜひ教えてあげて欲しいと思います。

就活費用の支援をしてあげてください

就活は意外とお金がかかります。

スーツや鞄や写真、会社を訪問する際の交通費など。

ただでさえ経済的に楽ではない学生にとって、就活は経済的にも大きな負担です。

親ができる、最大の支援はお金です。ぜひよろしくお願いします。

ご子息の力を信じて見守ってください

ご子息は今、人生最大の試練のときを迎えています。

自分は何をしたいのか、何をすべきなのか、今まで考えたこともないテーマに、真剣に向き合っています。

就活は大変ですが、同時に非常に勉強にもなる一時期でもあります。

私もカウンセラーとして多くの学生さんに接していますが、何ヶ月かの就活期間で、最初は頼りなかった彼ら、彼女らが、たくましく成長する姿をたくさん見てきました。

あなたのご子息なのですから、必ず自分の力で未来をつかむことができます。

そう信じて、ここはうるさい口出しをせずじっと我慢して、ただ、力強く見守ってください。

来年の春には、一回りも二回りも成長したご子息の姿が見れるでしょう。

それを楽しみにしていようじゃないですか。

では、今日はこのへんで!

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