秋の時期になると、大学のキャリア相談室に2年生や3年生が来始めます。
「自分の就職先について考え始めたいけれど、どのように企業を探したらいいのでしょうか?」
という質問が多いですね。
就活の最初の段階で必要なのは自己分析と業界研究です。
今日は、その業界研究の取り掛かり方についてお話したいと思います。
まずは業界地図を眺めてみよう
「業界地図」という本があります。ベストセラーです。
会社四季報が出しているこれ、
か、日経が出しているこれ
ですね。
どちらでもいいですが、日経の方が若干安いです。
立派な本の割に値段が安いので、まずは1冊買ってみてください。
この本には日本の様々な企業を業種別に分類して、各業種ごとに市場の状況や代表的な企業、そしてそれらの企業間の資本関係などを綺麗なビジュアルで紹介しています。
一通り眺めてみると、興味の持てる業界が2つ、3つ出てくると思います。
興味のある業界の企業をネットでさらに調べよう
興味のある業界がピックアップできたら、今度はその業界の企業について、リクナビやマイナビの企業ページや企業のサイトを見て、どんなことをしている企業なのか1つずつ見てみましょう。
同じ業界でも、幾つかの企業を見比べれば、事業内容も微妙に違うし、社風も違うことが感じ取れると思います。
その違いを知って、自分に合いそうなところはどの企業かを比較検討すれば、企業研究はかなり進んだと言えます。
合同企業説明会に行ってみよう
3年生向けのインターンシップを募集するための合同企業説明会が催されています。
イベントの表題は「インターンシップ」となっていますが、実質は各企業の説明ですので、興味を持った企業の人事担当者から直接話を聞いて、さらに研究を深めることができます。
人事担当者に直接会うことは、本やネットでは得られない、ナマの会社の雰囲気を知ることができるので、とても貴重です。
ぜひ、スケジュールを調整して、合同企業説明会は参加してみて欲しいと思います。
合同企業説明会の活用のしかたについては下記の記事も参考にしてみてください。
インターンシップに行こう
インターンシップは合同企業説明会に行かなくても、リクナビやマイナビで探すことができます。
インターンシップの探し方については下記の記事も参考にしてみてください。
秋から冬にかけてはインターンシップの最盛期。
3年生のうちは授業も忙しいでしょうが、最近は1デイの気軽に参加できるインターンシップも多くなっていますので、ぜひ時間を作って多くの企業のインターンシップに行って研究を深めてみてください。
では、今日はこのへんで!