今日は首都圏にいる学生が、地方に就職したいケースについてです。
卒業後は実家に帰って就職したい、都会は苦手なので地方で働きたい、地元が好きなので地元に貢献したい。
理由は色々あるでしょうが、地方の企業の情報を得るのはなかなか難しいことがあります。
地方企業の情報はどのように収集すれば良いでしょうか?
その地方の自治体や媒体が提供する情報を見よう
まずは、その道府県の公式サイトを見てみましょう。
メニューに「就職」や「求人」に関する項目があれば、そこを開くとそれぞれ、その県での就職をサポートする機関が紹介されていると思います。
また、インターネットで、「○○県 就職」などのキーワードで検索してみましょう。
その県の新聞社などが、県内企業専門の就職サイトをやっていたりするのが見つかることがあります。
ジョブカフェに行ってみよう
各県の就職、特に若年者の就職をサポートする施設が「ジョブカフェ」です。
各都道府県が所轄していますが、厚生労働省、経済産業省による支援も行われていますので、就職を希望する県のジョブカフェは一度は覗いてみる価値があります。
ジョブカフェでは、セミナーやカウンセリング等、さまざまなサービスを行っています。
場合によってはハローワークがジョブカフェに出張していて、この場合は具体的な企業の斡旋を受けることもできます。
各県のジョブカフェについては、下記にまとまっていますので参照してください。
ハローワークを利用しよう
ハローワークは、厚労省が所轄する就職を斡旋する公的機関です。
学生が地方就職のためにハローワークを利用するには、下記のようにするのがオススメです。
まず、ハローワークインターネットサービスで企業を探しましょう。
ハローワークインターネットサービスでは、ハローワークに行かなくても、ネットで全国の求人情報を見ることができます。
もちろん、新卒向けの求人もあります。学生さんの場合は、「求人情報の種類」で「学生」を選んでください。
地方の中小企業は、リクナビやマイナビの営業が足を運んでいなかったり、費用の関係でネットでの募集をしていないところも多いので、ここで地方の優良企業が見つかることもあります。
良さそうな企業が見つかったら、その社名と求人番号をメモして、最寄りのハローワークに行ってみましょう。
どこのハローワークに行っても、全国どこの企業にも紹介してもらうことができます。
また、新卒の学生さん向けに、「新卒応援ハローワーク」という部署を設けてあるところもあります。
「新卒応援ハローワーク」では、特に新卒の学生のために担当制で親身のアドバイスをしてくれるところですので、できればこの部署があるハローワークに行ってみることをお勧めします。
詳しくは下記を参照してください。
厚労省のLO活プロジェクトで各地のイベントをチェック
私は以前、ここのお仕事に関わらせて頂いて、地方就職を希望する学生さんの支援をしていたことがあります。
このサイトで、就職を希望する県を最大3つまで登録しておくと、その県の就職に関するイベントなどがある場合、タイムリーにメールで情報を送ってくれます。
これも便利ですので、ぜひ活用してください。
では、今日はこのへんで!