まず質問です。
あなたがプロポーズを受ける立場として考えてください。
下記のどちらの人と結婚したいと思いますか?
A:「あなたと結婚すれば私が幸せになれます!」
B:「あなたを幸せにします!」
これは考えるまでもないですよね。
就活での「志望動機」を書くのは、プロポーズの言葉を書くようなものです。
あなたのこれからの人生を託すということを考えれば、結婚と似たようなものですし、採用する企業の側としても、これから定年まであなたの面倒を見なくてはいけないのですからね。
でも、学生さんの履歴書やエントリーシートで志望動機を多く見ますが、そこの基本的なところが分かっていない人が多いです。
上の質問だったら誰もが考えるまでもないことなのに、企業の志望動機では、「A」の書き方をしてしまう人が多いです。
「あなたのこんなところが魅力です」
ここまでは誰でも書きますよね。
でもその先が、
「そんなあなたとこんなことをしたいです」
「そんなあなたと一緒になれば私が幸せになれたり成長します」
ということを書く人が多いのです。
これ、「A」の人ですよね。
そうじゃなく、
「あなたと一緒になったらあなたにこんなことをします」
「私はあなたのためにこんなことができます」
というのを書いてほしいところです。
もう一度最後に言います。
プロポーズの言葉は、古今東西、
「あなたを幸せにします!」
でしょう?
では、今日はこのへんで!