学生さんの就活支援をしていますが、企業を検討する段階になると、
「土日に休みたい」
という希望を出す学生さんがいて、その理由は色々あるのですが、そういうときに私は、BtoBの企業をお勧めします。
BtoBは、お客様が一般の消費者ではなく、企業ですから、土日に対応しなければいけないことが少なく、土日に休めることが多いからです。
で、BtoBの企業を探すとなると、その中で比較的選択肢が多いのは、商社やメーカーです。
商社の中でも、総合商社や有名メーカーは大手企業ですので、申し訳ないですがランクの低い大学の人には勧めづらいところがありますが、専門商社や中小メーカーであれば、小さくても結構ユニークで優良な企業が多くあります。
その中でも私は、機械や電機関係のメーカーや商社を、特に文系の学生さんにお勧めしたいと思っています。
その理由は何でしょうか?
企業は営業の仕事をしてくれる文系学生が来なくて困っている
機械や電機というと、理系の大学でそういう勉強をしている人でないと採用してくれないだろうと、最初から思っている人が多いです。
では、理系の学生がそうした企業に行くだろうと思うと、理系で機械や電機の勉強をしてきた人は、営業ではなく、やはり研究開発や製造などの技術的な職種を希望する人が多いのです。
理想は、機械や電機を学んだ学生が営業になってくれるのが一番良いのですが、なかなか企業の思うように人が集まってくれません。
ですから企業は、専門知識は無くてもかまわないから、営業を希望してくれればいい、ということで、文系の学生にもぜひ応募してほしいと思っているのです。
でも、文系の学生の側は、上に書いたように、自分は知識がないからダメだろうと思っている。
多くの文系の学生がそう思っているから、ここが狙い目になるわけです。
専門知識は入社してから身につければ全然大丈夫
狙い目はわかった。でも難しそうな機械を売るのに知識がないからやっぱり心配。
と思う気持ちはわかります。
でも、企業はそんなことはわかった上で、文系の学生に来てほしいと思っているのです。
それは、仕方なくという面もないではないのですが、それ以上に、専門知識は入社してから身につけてもらえば大丈夫と思っているのです。
あなたにとっては初めての就職ですが、企業は何年も前からそうしてやってきていますので、若い柔軟な頭脳さえ持ってきてくれればいい。とわかっています。
あなたに求められているのは、
貪欲に吸収し、勉強し、成長すること
それができる若いエネルギーなのです。
そのことに自信があるなら、文系のあなたは、ぜひ、機械・電機の商社やメーカーにチャレンジしてみてください。
ぜひ、来てほしい!と歓迎してくれる企業がたくさんありますので。
では、今日はこのへんで!