就活の面接で言ってはいけない3つの志望理由

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長年、企業の採用担当者として面接官を多くやってきましたが、よくある志望理由というのが、どうしてもあります。正直、「あ、またこれか・・・」と感じてしまうという。

つまり、これを言っても何のアピールにもならない、あなたの言葉ではない、志望理由が言えていることにならないというやつです。

そのベスト(ワースト?)3について書いてみたいと思います。

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「人の役に立つ仕事がしたい」

これは本当に多いです。特に、私のいた企業は医療機器業界でしたので、「人の健康を守る」、「人の命を助ける」というイメージに結びつくため、その社会貢献性を志望理由に挙げる人がほとんどでした。

確かに、うちの企業は社会に貢献することを目的にしています。その点では間違っていません。

では、逆に聞きますが、「人の役に立たない仕事」って世の中にあるんでしょうか?

私はそんなものないと思います。

企業の仕事というのは、何かしらのモノを作って売ったり、サービスを提供してお客様からお金をもらいます。

お金をもらうことができないことは、「仕事」ではありません。何故なら企業がそれをやっていたら、企業を維持できませんから、企業がやるということにおいては、お金をもらうことができるというのが、「仕事」の定義です。

お客様がお金を払ってくれるということは、「これは私に役に立った」と認めてくれたということです。

つまり、企業がやる「仕事」は全てが、「人の役に立つ仕事」なのです。「人の役に立たない仕事」はないのです。

さらに、企業は利益を得たら、その中から納税をします。企業が納税をしている現場を見ることは経理部門の人以外はないでしょうが、目立たなくても、これこそが最大の社会貢献と言っても良いかもしれません。

以上のように、企業が何らかの仕事ができて生き残っているというのであれば、それは即ち「人の役に立っている」ということなのです。

だから、志望動機に「人の役に立つ仕事をしたい」というのは、単に「仕事をしたい」と言っているのと同じことであり、何も理由を言っていないのと同じことなのです。

「お客様を笑顔にしたい」

これも良くあります。お客様と接する仕事のアルバイトなどをしていて、お客様が笑顔になってくれた経験があって、うれしかったのかも知れません。

それはそれで貴重な体験だと思いますが、この志望動機は、当てはまる場合と当てはまらない場合がありませんか?

前述のように、私のいた会社は医療機器業界でしたので、ちょっと変えて「患者様を笑顔にしたい」などと言う人もいました。

まあ、確かにそうなんですが、私の会社のお客様は患者様じゃなくて、病院です。患者の命をかけて真剣勝負が行われている医療の現場で使われる機械を提供する仕事です。

そこに「笑顔」って、うーん、やっぱりそぐわない気がします。

つまり、この志望動機を言う人は、「どこの企業にも同じこと言ってるんじゃないか」という気が非常にするわけです。

「人と話すのが好き」

営業職を希望する人は、ほとんどがこれをその理由に言います。

確かに、営業をするには、人と話すのが好きな人の方が良いです。人と話すことがストレスになる人は困るかも知れません。

ではこの志望動機は、どこが問題かというと、「人と話すのが好き」って、非常に多くの人がそうなので、あなたの特徴や能力と言うには、弱すぎるのです。

それと、「人と話すのが好き」と感じたエピソードを聞いてみると、多くの人がショップや居酒屋などのアルバイトでお客さんと接した経験を言います。

そういう接客の仕事と企業の営業職とは、これまた似て非なるものがあります。

そこのところが分かってないんじゃないかな? と思わせるというのもこの志望理由が良くないもう一つの理由です。

蛇足ですが、この志望理由にはひねり技を繰り出す人が意外といて、それは、「私は人と話すのが苦手なので、それを克服するために営業をやりたいです!」という人です。

「いやいや、無理しないで自分が得意なことを仕事にした方がいいんじゃないの?」と私は思います。

つまり、この人は、他に選択肢がないから営業職を希望したけど、自分はそれに向いていない。だったら、向いていないことを志望理由にしてやれ! って、やっぱりちょっと無茶でしょう?

まとめ:志望理由はもうちょっと掘り下げて考えてみよう

上に挙げたような志望理由は、つまり、あまりにも表面的過ぎるのです。

「お、この人はちょっと違うぞ!」と面接官に思わせるためには、あなたがその会社でやっている事業や、あなたがやりたいと思っている仕事のどこに魅力を感じているのか、それをまずもっと掘り下げて考えてみてください。

魅力と思うポイントをいくつか箇条書きにしてみるのも良いかも知れません。

そして、あなたの言葉で、あなたが本当に魅力に感じたポイントを話すようにしてみてください。

では、今日はこのへんで!

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