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仕事とは、何らかのアウトプットを作り出すこと。

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これはとても良いことを言っていると思いました。

学生の就職人気ランキングを見ると、大きく二つの理由で選んでいると思われます。

ひとつは、安定性、成長性。これは分かります。保険、金融、総合商社は安定して人気です。

もう一つは、そこの商品やサービスに対する人気です。オリエンタルランドや、お菓子メーカー、食品メーカーなどですね。

 

「好きなことを仕事にしなさい」

と言われます。

確かにそれはとても大事なことです。

でも、すると、お菓子を食べるのが好きだからお菓子メーカー、旅行が好きだから旅行会社。そういう選び方をしている学生が多いように思うのです。

でも、これはちょっと違うのです。何故だか分かりますか?

ということの答えが冒頭のツイートです。

お菓子を食べることが好きでも、その会社でする仕事は、お菓子を食べることではないですよね。当たり前ですが。

そういう単純な例でいえば誰でも分かるのですが、頭では分かっているつもりでも、実際はそうじゃない例が多いと感じます。

例えば、面接をすると、会社を選んだ動機に、社会貢献性に魅力を感じたという学生さんは多いです。で、「人の命を助ける仕事だと思いました。」というのだけれど、希望職種を聞くと経理の事務職だったりします。

悪いのではないのだけれど、「人の命を助ける仕事」をしているのは企業全体の活動としてであり、あなたがそこに入ってやることは、毎日の地道な事務作業です。そこの乖離を、ちゃんと意識しているかな? 自分できちんと咀嚼できているのかな? とちょっと心配になることがあるのです。

逆に、「モノ作りが好きです」と言う学生さんもます。これは良いと思います。

自分がやりたいこと。「モノを作る」これを軸にして、それが出来る企業を探す。このやり方であれば間違いないです。

 

仕事というものは、何であれ、何らかのアウトプットを作り出すことです。

学生の今までは、インプットすれば良いだけだったから、なかなかこの考え方に至らないのは仕方ないのかも知れません。

でも、仕事を選ぶときには、「自分が好きなものの中で、アウトプットできるものは何だろうか?」

この視点で考えてみるのが良いと思います。

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