そんなことができるかって?
即効性はないですが、少しずつその状態に近づけていく方法はあります。
あなたが新入社員として入社したときからのやり方を考えてみましょう。
自分が興味あることを探す
入社したら、最初は色々なことをさせられると思います。
その中には、雑用みたいでなかなかやりがいを感じられない仕事もあるかも知れませんが、やっていてなんとなく興味が持てたり、やっていて楽しく感じられるようなものが出て来ると思います。
それが、あなたにとっての大事な「芽」です。
そういう「もの」や「こと」について、ちょっと勉強してみましょう。
これは、上司に指示されてやることではありません。
あなたが、あなたのためにスキルアップする。その第一歩なのです。
小さな一番になる
では、自分で勉強を始めるとして、何を目標にすれば良いでしょうか?
最初から大きな目標を立てても、まずうまく行きません。
まずは自分のいる部署の中で、その「もの」や「こと」については一番知っている。
という状態を目指してみましょう。
例えば、あなたが営業所にいたら、その営業所の中で、ある一つの商品については誰よりも詳しい。とか、あるお得意様については誰よりも詳しい。
というようなところを目指してみるのです。
与えられた機会を最大限に活かす
そうするとどうなるかと言うと、あなたの先輩や上司でさえ、あなたが一番詳しくなった商品やお得意様について、「あれについてはあいつに聞け」ということになりますよね?
もしかしたら、その商品やお得意様についての担当にされるかも知れません。
つまり、あなたが興味が持てたり、面白いと思ったことをどんどんやることができるようになるわけです。
誰もあなたに他のことをさせようとしなくなる
そうなったら、あなたは部署内で、とても貴重な存在になります。
誰にも負けない専門分野を持ったあなたは、「あいつにはあれだけをやってもらうのが一番」ということになってきます。
そのときにもあなたは、まだ他の仕事も持っているかもしれないですが、そういうやりたくない仕事はやる必要がなくなってくるのです。
あなたは、見事、自分の「好きなことだけを仕事に」することができるようになるのです。
さらに専門分野を磨いて最強になる
今やあなたには確固たる専門分野があります。
余計な仕事に時間を割く必要もなくなったあなたは、さらに仕事に邁進し、どんどんスキルを上げていくでしょう。
あなたが自分で選んで磨いてきた専門分野です。楽しいし、だからこそ、どんどんあなたは成長します。
これからの時代、上司に言われたことだけを忠実にこなすサラリーマンは、どんどん必要なくなっていきます。
これからの時代は、そんなあなたのように自分の専門分野でスキルを磨いた人材が求められていきます。
そして、それはどこに行っても通用する人材です。
これが、あなたが進むべき、キャリアのステップです。
では、今日はこのへんで!