8月の中旬になって、大企業の内定出しも一段落した頃でしょうか。
見事第一志望の企業から内定をもらえた人もいれば、第一志望の企業は落ちたけれど、持ち駒の中から入社する企業を決めたという方もいる時期かと思います。
今日は、そのようにして入社を決めた会社に、「内定のお礼」はどのように出すかということを書いてみたいと思います。
まず、採用担当者にはメールでお礼を
内定の通知は、採用担当者からメールで来るケースが多いかと思います。
内定の第一報からあなたが入社承諾するまでに、何度かメールや電話のやりとりがあったかも知れませんね。
あなたが内定を決めるまでに、何度もやり取りをすれば、あなたも採用担当者の人の名前は憶えるくらいになっているでしょうし、採用担当者もあなたのことをかなり親密に思っていると思います。
だって、来年の春からはあなたは「大事な新入社員」になる人ですからね。
そして、これから来年の春までの間も、内定式や入社前研修など、これまで以上に頻繁にやり取りが始まる相手です。
そのような採用担当者には、メールで良いので、今までお手数をかけ、大変お世話になったお礼と、入社を決断したので、これからどうぞよろしくお願いします!という気持ちを書いて送りましょう。
このメールはそんなにかしこまらなくてもいいです。あなたの率直な気持ちが表れていれば、採用担当者も喜んで読んでくれるはずです。
内定のメールへの返信についてはこんな記事も書いていますので、参考にしてください。
正式なお礼状は社長宛に封書で
さて、正式な内定通知書は郵送で送られてきたかと思います。
そして内定通知書の発行者は、代表取締役社長名になっているはずです。
ですから、それに対する返事も兼ねたお礼状は、社長宛に封書で送ってください。
これはちょっとかしこまった文章が良いでしょう。内容は、時候の挨拶、内定のお礼、入社後の決意などです。
実際は、社長宛に送れば社長が読むかどうかは分かりません。この手紙も内定者からのものであれば、人事部で開封されて、そこ止まりかも知れませんが、そんなことは関係ありません。
これは儀礼です。あなたが社会人としての常識を持っていることが、内定先に伝われば良いのです。
内定通知書も社長が出したことになっていても、実際は人事部が書いているのですからね。
入社承諾書の添え状にもお礼を書いておく
内定通知書が送られてきた時に、一緒に入社承諾書も送られてくるケースが多いと思います。
そのようなときは、入社承諾書を返送するときに、添え状が必要です。
そして、その添え状にも、一言内定のお礼の言葉を書いておきましょう。
つまり、内定のお礼は、
- まず採用担当者へのお礼のメール
- 内定通知書への正式なお礼の手紙
- 入社承諾書返送時の添え状へのお礼の言葉
の3つで完璧です。
あとは、これから学業に専念し、残りの学生生活をエンジョイしましょう!
では今日はこのへんで!