今日はこの質問についてです。
「やっぱりリーダーを務めるのが有利でしょうか?」
とか、
「何も役職をやらないと評価が低いですか?」
ということがよく聞かれますが、私からの回答は、
グループディスカッションでの役職は直接合否に関係ない
ということです。
「どの役職をやるか?」よりも、どの役職であっても、また役職をやらなくても、
「自分の役割を理解してその役目を果たしたか?」
なのです。
リーダーをやるのが有利だと思って、一番に手を上げてリーダーをやっても、全然役割を理解していなくてまとめることができなかったら、そのときの評価は、
「勢いだけはあるが自分の能力や適性がわかっていない」
という評価になるでしょう。
逆に、特に役職にはつかなくても、タイムリーに良い意見を言って議論の流れを作っていったり、上手くリーダーを補佐して議論を盛り上げることができたら、
「慎重な面はあるが、人の話を良く聴き、良いアイデアを出す力がある」
という評価になるかも知れません。
あなたは良い平社員になれるでしょうか?
あなたが内定を得て企業の中で働くようになったとき、いきなり役職につくことはないでしょう。
まず、下っ端の平社員からですよね。
だから企業が選考で見ているのは、自己主張ができるか、でもなく、リーダーシップが取れるか、でもなく、
上手くリーダーに従って動いてくれるか
周りの人と上手くやっていけるか
ということなのです。
それを考えれば、グループディスカッションで大事なポイントは何か? が自然にわかってくるのではないでしょうか?
では、今日はこのへんで!