という記事を読んで、全くその通りだと思いましたよ。
何だか今日の面接は調子が良く、言葉もスパスパ出てくる。面接官の質問もほぼ想定通りで、答えはバッチリ、よどみないもの。イケそうな感じがビンビンする
そういうときの面接こそヤバいと言っているのです。
私も面接官をやっていたときに、こういう学生がいて、挙句の果てにドヤ顔までされたことがありましたが、面接官の心の中は、「やれやれ・・」なんです。
何故でしょうか?
面接はプレゼンの場ではないから
何度か書いていることなのですが、そういうことなのです。
面接官の質問を予想して、回答を準備しておく。そして憶えてきたことを話す。
これはプレゼンなんです。
でも面接官は、あなたのプレゼンを見たいのではない。
まして、プレゼンが上手な人を採用したいわけではないのです。
では、面接の場ではどうすべきなのでしょうか?
上の記事にはこう書いてありました。
では面接でなすべきことは何でしょう。「採用したい」と思われることに尽きます。
まあ、そりゃそうなんですが、ではどんな人なら「採用したい」と思うでしょうか?
「採用したい人」は「一緒に働きたいと思える人」
ということなのです。
あなたを使う側の立場になって考えてみてください。
どんな人なら一緒に働いてみたいですか?
能力はある程度必要でしょう。
でも、「一緒に働いてみたい」というのは感覚的、感情的なもの。
人間と人間の世界なのです。
特に若い人が新入社員として採用されるときは、大人が若い人に求めているものは何かを考えてみると良いと思います。
面接が終わってキャリア相談室に報告に来る学生の中で、たまに、
「面接官が笑ってくれました」
と言う人がいます。
私はそのとき、「あ、これは受かるな」と思います。
誰でも一緒にいて笑える人、笑顔が出るような人と一緒に働いてみたいですよね。
そういうことなんです。
この件についてはまた別の記事に書いていますので、よかったら見てみてくださいね。
では、今日はこのへんで!