記事内に広告が含まれています。

「土日休み」「転勤がない」「給料が高い」を満たす企業とは?

【広告】

就活で企業を探すとき、興味のある業種や自分に合った職種で探すのはもちろんですが、自分にとって必要な条件を満たす企業であることも大事ですね。

例えば、タイトルに書いたような、「土日休み」「転勤がない」「給料が高い」などです。

私は大学のキャリア相談室で学生さんの相談に応じていますが、就職先を相談されるときには、私はこれらの条件について必ず聞きます。

こうした自分にとって譲れない大事な条件は、きちんと自覚して押さえておかないと入社した後で途端に苦しくなることが多いからです。

では、こうした大事な条件を満たす企業を探そうとするとき、どんな企業であればいいのか? について今日は書きたいと思います。

【広告】

「土日休み」が必要ならば、BtoBの企業を選ぶ

皆さんが買い物に行くことを考えてください。

土日に行きますよね。そのお店で働いている人は土日に休んでいません。

ということは、「土日休み」が必要であれば、土日にお客さんが来ない仕事をしている企業を選ぶ必要があります。

上のように、土日に買い物をするような一般のお客さんを相手にしている企業をBtoC(

Business to Consumer)と言います。

それに対して、土日は休んでいる企業や団体などを相手にして仕事をしている企業をBtoB(Business to Business)と言います。

つまり、一般消費者ではない、また、土日にはそこで働く人が休んでいるような相手ということです。

そうした仕事をしている企業であれば、あなたも土日に休むことができるわけです。

では、どんな企業がBtoBなのでしょうか?

例えば、商社。これは企業間でのいろいろなものの売り買いをしている業種ですから、間違いなくBtoB。

また、メーカーもほぼBtoBです。食品や衣料など、一般消費者向けの商品を作っていたとしても、メーカーが直接店を出しているわけではないので、土日が休みのところが多いです。

もちろん、一般消費者向けでないものを作っているようなメーカーならBtoBですね。

例えば、電子部品や工作機械など、企業が使う設備や材料などを作っているメーカーはBtoBです。

「転勤がない」が必要ならば、小さな企業を選ぶ

転勤があるという企業は、多くの事業所がある企業だということです。

つまり、大企業ですね。

転勤をしたくなければ、転勤先がない企業。1つしか事業所がない企業であれば大丈夫です。

ただ、小さな企業であるということは妥協しなくてはいけません。

小さい企業でも良い企業はいくらでもありますから、そういうところを探すということになりますね。

「大企業でも転勤がないところがあるかもしれない」

と言う人もいるかと思いますが、新卒の場合、「総合職」ということで採用されるケースが多いのです。

「総合職」とは、「どんな仕事をさせられるか、どんなところで働くことになるのか、それは会社の側に任せてくださいね」という意味ですから、大企業の総合職で入社する限りは、転勤は覚悟しないといけないのが、現在の日本の状況です。

「給料が高い」が必要ならば、大企業や営業職を選ぶ

給料は、業績や考え方によって、企業ごとにかなり変わります。

また、業種によっても、全体として高い低いはある程度あります。

ただ、同じ業種内であれば、大企業の方が小企業よりは給料レベルが高いのは一般的なことです。

でも、上に書いたように、大企業には転勤があります。

当然、有名企業であれば、採用試験の難易度も上がってきます。

そうしたことを乗り越えてでも、「給料が高い」ことが一番の条件だというのであれば、やはり大企業を目指すしかありません。

もう一つ、実力次第で給料を上げていく可能性ということもあります。

従来は、「年功序列」と言って、年齢によって徐々に給料が上がる方式が多かったのですが、最近の趨勢として多くの企業で「実力主義」や「成果主義」にシフトしてきています。

社内の年齢層の高齢化や不景気のため、年功序列の賃金を維持することが多くの企業で困難になってきたからです。

年齢によって自然に給料が上がっていくことは無くなったとしても、逆にとらえれば、若くても実力を磨いて結果を出していけば、どんどん給料を上げていくことも可能ということになります。

そして、そのような要素が高い職種は、「営業職」です。

営業という仕事は、仕事の成果が数字できっちり出ますので、評価がしやすいからです。

どの企業でも一般的に、事務職よりは営業職の方が給料レベルは上のことが多いです。

以上まとめると、「給料が高い」ことが大事な条件であるならば、大企業での営業職、それも、できるだけ成果主義であるところを選ぶのが良いということになるでしょう。

では、今日はこのへんで!

タイトルとURLをコピーしました