NPO法人と企業との違いは何ですか?

ある学生さんが、企業を探していたら株式会社ではなく、「NPO法人」と書いてありましたが、これは何ですか? と聞いてきました。

それは非常に基本的な質問なんですが、そうじゃなくても、

「NPO法人も給料もらえるんですか?」とか、

「NPO法人なのに営業して利益あげていいんですか?」

などという質問もあります。

これは、NPO法人をボランティア団体か何かと勘違いしていたり、NPO法人の正式名称は「特定非営利活動法人」であることからの誤解ですね。

このあたり、あまりはっきりしていない人が多いのかも知れないので、今日は「NPO法人」とは何ぞや? ということを就職先としての視点で考えてみましょう。

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NPO法人と企業では目的が違う

一般的な企業は、利益を上げることが目的です。そして、株式会社であれば、その利益を株主に分配する、つまり株主に利益をもたらすことが一番の目的となります。

その目的のために、モノやサービスを作ったり売ったりしてお金を儲け、利益を上げるのです。

企業も世の中の役に立つことをしていますし、そこに従事することが仕事のやりがい、喜びであるのですが、それはあくまでも「自分のため」です。

一方、NPO法人の目的は、利益ではなく、「社会的使命」です。世の中のためになることをすることそのものが目的なのです。つまり、「人様のため」なのです。

では、NPO法人は儲けないのか? 利益は上げないのか? ということですが、ここが誤解されやすいところですね。

NPO法人も儲けます。利益を上げます。ただし、その利益はあくまでも活動の資金としてなのです。

NPO法人でも、企業と同じように給料をもらえますし、仕事では営業もあります。何らかの営業目標も持たされることがあるでしょう。

だから、就職先として見た場合、企業とあまり変わらない場合が多いと思います。

少なくとも、「NPO法人は給料がもらえない」なんて誤解はこれでなくなりますね?

では、就職先として見た場合の次の話として、どんな人がNPO法人に向いているでしょうか?

NPO法人に向いているのは、とにかく世の中の役に立ちたい人

バリバリ営業して、その結果自分の給料も上げたいし、出世もしたい。

自分のやりたいことが実現できることこそが、仕事の目的である。

そういう人は普通の営利目的の企業の方がやりがいを感じられると思います。

そうじゃなく、とにかく世の中の役に立つことをしたい。自分の力が世の中を少しでも良くしていくことに役立つなら、それが最大の喜びである。

そういう人は、NPO法人も就職先として検討してみると良いのではないでしょうか。

決して給料は良くないかも知れませんが、きっとやりがいのある仕事が待っていると思います。

では、今日はこのへんで!

この記事を書いた人

西川明宏
西川明宏就活・転職・キャリア・オンライン相談室
国家資格キャリアコンサルタントです。
医療機器メーカーの人事部で中途・新卒の採用業務を15年経験後、大学キャリア相談室での就活支援をしながら、オンライン相談を受け付けています。
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