これから受けようと思っている企業が、本当のところはどうなんだろう?とか、選考中の状況で、他の受験者はどうなんだろう?とか、企業に直接聞けないけど、知りたいことや不安なことがありますよね。
そういうときに学生の間で使われている情報交換サイトで一番メジャーなのは、楽天が運営する「みんなの就職活動日記」ですね。
でも、この「みんなの就職活動日記」は、有名なだけに人事の人もとても良く見ています。
「みんなの就職活動日記」を人事が読んでいるのは自企業の評判を知るためだが・・・
何のために人事が「みんなの就職活動日記」を見るかというと、まず第一に、ここには自企業に関する就活生の感想や批判などが書かれているからです。
採用担当者は、自分の会社が学生にどう思われているのか、自分がやっている採用活動についてどう感じられているのか、それは当然知りたいので、学生のナマの声が聞けるこの場所を覗いているのです。
良く、人事は学生の本性を知るために、Facebookやツイッター等のSNSでその人を検索して見ていると言われていますが、私は、そこまでやる企業はそれほどないと思っています。
というか、そこまでやっている暇はありません。少なくとも、私が採用担当をしているときはそうでした。
ただ、「みんなの就職活動日記」だけは時々見ていました。
その目的は、上に書いたように自企業の評判を知るためです。決して、受験者の本性を知るためということではありませんし、「みんなの就職活動日記」を読んでも書いた人の個人的な情報は、普通はわかりませんので。
ただ、そうは言ってもそれが偶然に分かってしまうこともあるのです。
「みんなの就職活動日記」に個人が特定されるような書き込みはしないように
例えば、「今日2次試験受けてきたけど面接で・・・」とか、「内定出た!・・・けど迷ってる・・・」とか書くと、あなたが誰だか特定出来てしまうことがあります。
採用担当者が書き込みを見ていると、例えば
「今日2次試験? 今日2次試験を受けたのは3人だが、この書き方は男だな? とすると2人だ。面接の話題が書いてあるな・・・あ、この話をしたのは◯◯君だ!」
と分かってしまうのです。
「内定出た!」に関しても、もしかしたら、あなたが初めての内定者だったりするかも知れません。そしたら一発で分かってしまいます。そして、そのあなたが迷っているということが企業に分かってしまいます。
つまり、書き込むときには、極力、日付、場所、学校などが特定されないように気をつける必要があります。
でもこれは結構難しい。
だから、私がオススメするのは、「みんなの就職活動日記」は読むだけにしておいた方が無難です。
どうしても聞きたいことがあるときには、一般的な質問の形で書き込みましょう。
「◯◯会社の面接ではどんなことが聞かれますか?」 などなら良いでしょう。
決して、「明日面接を受けるんですが・・・」とか余計なことを書かないように。
この記事を読んでいるあなたには他の情報収集方法がある
今日はいささか、消極的なオススメになってしまったことで気が引けるのですが、でも、今日あなたはどうやってこの記事を見つけましたか?
おそらく、GoogleやYahoo!で検索してたどり着いたのじゃないでしょうか?
私が学生さんからの相談で感じるのは、あまりインターネットの検索を使いこなしていない人が多いなということです。
例えば、地方都市での就活の仕方が分からないという人が、「青森県 就活」などという真っ先に思いつくような検索すらやったことがない。
そんな単純な検索をしてみるだけで必要な情報は山ほど出てくるんです。
今日、この記事にたどり着いたあなたはそれが出来る人なのですから、企業の情報を見つけることはいくらでも出来ますよ!
では、今日はこのへんで!