初任給の金額で企業を決めると損するかもしれない理由

就活での企業研究で、まず皆さんが一番気にするのは初任給の額ではないでしょうか?

誰だって給料は安いより高い方が良いのは当然ですよね。

でも初任給の額の高さだけに目がくらんで決めてしまうと、あとで後悔するかも知れませんよという話です。

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一般的には初任給の額は新人への期待の高さ

初任給の額というのは、どうやって決まるのでしょうか?

一般的には、期待するものが大きければ、給料の額は高くなるでしょう。

これは、新卒の場合に限りません。

中途採用であれば、市場価値の高い人材であれば、それを確保するために初任給の額は高くなるのが普通です。

しかし、新卒の場合はそれだけの理由で初任給の額が決まるわけではありません。

むしろ、新卒の場合は能力においては未知数ともいえることが多いわけですから、その市場価値を見積もること自体が難しいことなのです。

では、どういう思惑が働いて、新卒の初任給の額が高かったり安かったりするのか?

もう一つの理由について考えてみましょう。

初任給の額が高い場合のもう一つの理由

とにかく多くの学生を惹きつけたい場合です。

つまり、釣りの餌です。

釣りだとしても、高いに越したことはないじゃないか。と思うかも知れませんが、そこがワナです。

初任給は高いかも知れませんが、問題はその後です。

こうした初任給の決め方をしている企業の場合、往々にしてあるのは、

その後に給料が上がらない

ということです。

昔は、誰もが一律に年齢に応じて給料が上がっていく「年齢給」という制度が多かったので、その場合は、長くいてくれれば将来は給料が高くなるという暗黙の約束がありました。

しかし、今はもうそういう時代ではありません。

給料を上げるには、自分の能力を上げて、結果を出していく。

それが求められる時代になってきています。

最初に高い初任給を出す企業は、そのような実力主義の世界に完全にシフトしている可能性が高いです。

そういう企業は、進んでいる企業、ということは一応言えるのですが、初任給の額だけ釣りで上げておいて、それ以後は、頑張ってもそれに応じて給料が上がるというシステムがきちんと作られていない、「なんちゃって先進企業」もありえます。

このあたりは、会社説明会などで将来のキャリアアップについて、どんなシステムになっているか、人事担当者によく確認しておきましょう。

初任給の額が低い場合のもう一つの理由

これは、上に書いたような、先進的、もしくはなんちゃって先進的企業の逆の理由です。

初任給の額が低い企業は、一昔前の給与体系になっている企業の場合が多いです。

つまり、長年いることを前提に、徐々に給料が上がっていくシステムが採用されているということです。

それを見越して、若いうちは低い額で我慢して、長い間頑張ってもらいたいということです。

ただ、今の時代、そこに入ったからと言って長い間、自分はいるのか?

もっと言えば、何十年先までその企業が存続しているのか?

このあたりを見極めないと、「もらえないまま結局終わる」ということになってしまいます。

また、初任給が低い企業の場合、他の社員との均衡を考えると、上げたくても上げられないでいるということがあるかも知れません。

本当は人を集めるために初任給を高くしたいのだけれど、それをやると既存社員の給料も全部上げなくては逆転してしまうので、それは到底できないということです。

これは、結構あると思います。

給料体系を変えるって、企業にとっては本当に大変なことなんです。

結論:自分の将来を見据えて初任給をみよう

以上述べたように、初任給が高い場合も低い場合も、企業それぞれの状況や思惑が渦巻いているということです。

目の前にぶらさげられた金額だけに惑わされず、自分の将来、会社の将来を見据えて、長い目で見て損をしないかどうか、考えてみてください。

なかなか、将来を見通すのは難しいことではありますけどね。

では、今日はこのへんで!

この記事を書いた人

西川明宏
西川明宏就活・転職・キャリア・オンライン相談室
国家資格キャリアコンサルタントです。
医療機器メーカーの人事部で中途・新卒の採用業務を15年経験後、大学キャリア相談室での就活支援をしながら、オンライン相談を受け付けています。
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