「請負社員」などというものはありません!

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雇用形態を「正社員から請負契約に変えたい」と会社に言われたら?注意すべき5つのこと

なんていう記事があったので、オイオイちょと待ってと思って書いてみます。

まず、「請負」とは何ぞや?ということなのですが、それはこの記事の中で弁護士がこう説明してくれています。

『請負』は、仕事の完成、すなわち労務によって行われた『一定の結果』の給付を目的とする契約です。たとえば注文主から仕事を請け負う大工さんは、家を一軒完成させる、というのが仕事ですよね」

つまり、会社が社員に対して、「正社員から請負契約に変えたい」と言ってきたらそれは、正社員を解雇して、その後は、仕事単位で「この仕事をやり終えたら幾ら支払います」という契約にするということなのです。

「会社の経営難を理由に「請負社員になってほしい」と要請された」ということから、おそらくこの会社は、請負契約というものがどういうものか分かっておらず、どこかから聞きかじった知識、それも会社に都合が良い部分だけを聞いて、請負社員になって欲しいと言っているに違いありません。

何故なら、まず、「請負社員」などというものはあり得ないからです。

請負契約になったら雇用関係ではないのですから。そういう言葉を使う時点でこの会社は分かっていないということが分かります。アブナイアブナイ。

請負契約になった場合、もはや社員ではないので、当然残業代は支払わなくていいし、社会保険料も支払わなくて良くなります。そういう美味しいところだけを見ている可能性が高いと言えます。

その代わりに、請負契約では、契約にない仕事を命じることは出来ません。

そもそも「命じる」という関係ではなくなるのです。上司と部下という関係ではなく、業務の契約で結ばれた、対等な関係になるのです。

まず間違いなく、この会社はそこのところは理解して言ってはいないでしょう。このまま「請負社員」に転換して使用したら、間違いなく「偽装請負」になるパターンです。

「自分の立場が少し変わるだけならと考えたり、職場の人間関係上断り切れなかったりで、承諾せざるを得ない」

などとこの相談者は言っていますが、変わるのは「少し」どころではないのです。会社と社員の関係じゃ無くなるんだよ、健康保険も無くなるんだよ、昇給も賞与も退職金も無くなるんだよ。

ということを、この相談者に声を大にして言ってあげたいと思いました。

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