履歴書やエントリーシートの自己PRやガクチカ(学生時代に力を入れたこと)には、具体的なエピソードを書く必要がありますが、これに困る人は多いですね。
大学時代、特にサークルも部活もやっていないし、バイトは特に力も入れていないので、書くネタがないと。
または、勉強だけは一生懸命やったけど、他に特に何もしていないという人もいますね。
こういう人から、
自己PRやガクチカのエピソードに「学業で頑張った」ということを書いてよいでしょうか?
と質問されました。
さて、どうでしょうか?
自己PRのエピソードであれば、学業のことを書くのはアリ。
まず、自己PRのエピソードであれば、学業のことを書くのはアリだと思います。
自己PRは書き方の定石として、
1行目に結論を書いて、2行目以後はそれを裏付ける具体的なエピソードを書くということがあります。(下記記事を参考にしてください)
履歴書やエントリーシートの自己PRを書くとき必要な3つの原則
履歴書やエントリーシートに書く「自己PR」。 この書き方には原則があります。 これさえ押さえておけば良い自己PRが書けるはずです。 【自己PRの書き方の原則】1. 1行目は言い切る 1行目は「結論」です。 自己PRの場合は、2行目以後に書く...
自己PRに書くエピソードは、1行目に書いた結論の証拠として例示するという意味合いなので、自分の強みが発揮された場面であれば何でも良いからです。
ガクチカのエピソードでは学業のことは避けたほうが良い。
一方、ガクチカのエピソードでは、学業のことはできるだけ使わない方が良いです。
何故かというと、学生ですから、学業に力を入れるのはアタリマエのことだからです。
ガクチカを書かせる理由は、自由な時間も多く、また社会人への準備期間でもある大学時代を、どのように主体的に有意義に自分の成長のために使うことができた人か? を見ることもあります。
その意味で、やってアタリマエの学業のことを書いても、アピールすることがないと言えるのです。
では、今日はこのへんで!